子育てを楽しんだ家を解き、夫婦それぞれの趣味を大切にして暮らすための終の棲家の新築。
ローカルにありながらもモダンに暮らすご夫婦とは、入居後の家具やインテリアを事前に細かく打合せし、それに合わせて窓の大きさ・高さを設計しました。
隣家に囲まれるようにして建つため、外に小さく内に大きく開口することで、外部からの視線を遮りつつも解放感あふれる家屋となってます。
中庭に面して大きく配した窓に流れる雨だれを眺めていると、外観からは想像のできないゆったりとした時間が流れます。
【撮影】岡田泰治
【建築家】山根秀明
(島根)